JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」について
JR山手線と京浜東北線が乗り入れることのできる新駅の名前が誕生しました。
テレビなどでたくさん報道されていたので皆さん既にご存知だと思いますが、新駅名は「高輪ゲートウェイ」です。
この高輪ゲートウェイ駅の場所は、田町ー品川駅間に新設されますが、実際の駅の場所や開業について今回は詳しくまとめていきたいと思います。
高輪ゲートウェイが新設される場所は、田町駅と品川駅のちょうど真ん中あたりに建設されます。
JR山手線の新駅としては、1971年の西日暮里駅が誕生して以来となりますので実に49年ぶりとなります。また、京浜東北線の新駅は2000年のさいたま新都心駅が開業してから20年ぶりとなります。
高輪ゲートウェイ駅周辺では、なんと5000億円をかけての再開発が行われるので、新しいビルが建ったりと今後すごくにぎわうことになるでしょう。
新駅の高輪ゲートウェイは、山手線と京浜東北線が乗り入れられる駅となり、近くに、泉岳寺駅があり、羽田空港へのアクセスは、京浜急行で25分なので、羽田空港へのアクセスが良くなり、外国人にもより利便性が良くなることでしょう。開業は、2020年の東京オリンピックまでに間に合うそうです。
また、新駅高輪ゲートウェイ駅のデザインは新国立競技場のデザインを行った、建築家の隈研吾さんが担当します。どのようなデザインになるのか今から楽しみですね。
高輪ゲートウェイでは、折り紙をモチーフとした大屋根が設置され、駅舎東西面には、大きなガラス面を設けると共に、コンコース階に約1000㎡もの巨大な吹き抜けが設計されています。
この高輪ゲートウェイが建設される場所は、もともとは、JR東海道線などの車両基地だったため、車両基地を見渡せるイベントスペースまでもが設計されています。
この車両基地は、ブルートレインなどの廃止や2015年3月上野東京ラインの開業によって、都心に収容する必要がある車両数が大幅に減少されています。
そういった事を踏まえて、基地の見直しを進める中で、創出される13haという広大な用地で、新たなまちづくりが進められるようになったのです。
その核となる中心がこの高輪ゲートウェイということになるのです。
駅名にゲートウェイというカタカナが気になるところですが、このゲートウェイがつけられた由来はというと、これからできる新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、その中で駅が過去や未来そして今を日本と世界の多くの方々が、繋がる、つなぐ結節点になるという意味がゲートウェイに込められているのです。
2020年の東京オリンピックと共に盛り上がりを見せることは間違いないでしょう。